2009年5月10日日曜日

Puppy linux にJava(JDK)をインストールする方法

このスレッドは、本家puppyのマニュアルを勝手に翻訳したものです。
[How To Install Java In Puppy]
http://www.puppylinux.org/wiki/how-tos/general/guesttoojavainstaller



Puppy linux にJava(JDK)をインストールする方法

JavaにはJDKとJREの2種類のモジュールがあります。
JDKとはJava開発者用のキットです、JDKにはJavaプログラムをコンパイルするのに必要となる全てのツールが含まれています。
たいていの人はJREだけあればいいはずです、JREとはJava実行環境のことです。
JREによって、Javaプログラムを実行できるようになります。

注意:JREをインストールするならこの <.pup> を試してみてください。これには約100MBのディスクスペースが必要です。詳細は<このページ>で'java'の項目を参照してください。



'GuestToo'のインストーラーを使ってJDKをインストールする(開発者のみ)
http://puppylinux.org/wiki/archives/old-wikka-wikki/categoryusers/guesttoo

JavaプログラムをコンパイルするならJDKが必要となります。Javaプログラムを実行させたいだけならJREだけで十分です、JREの方が小さいよ。

puppyにJDKをインストールしてみたので、そのときの記録を以下に示します。

1) Slackwareのサイトから「jdk-6u11-i586-1.tgz」をダウンロードする。
2009/5/10時点で[slackware-12.2]-[package]-[jdk] として「search」すると、「jdk-6u11-i586-1」がヒットします。
ところが[download]へ進むとなぜか日本のサイトからダウンロードできません。
わたしは[Canada - Gulus - 100Mbit]からダウンロードしました。

2) ダウンロードしたファイルを解凍するのですが、puppyをハードディスクにFULLインストールしていない環境では解凍処理の途中で空きスペースがなくなって解凍に失敗してしまいます。ハードディスクに適当な作業ディレクトリを作成してそこに「jdk-6u11-i586-1.tgz」を移動させてください。
例:
HDD:'sda1' に「puppyTemp」ディレクトリを作成(/initrd/mnt/dev_ro2/puppyTemp)
ダウンロードしたファイルをpuppyTempに移動

「端末」を使ってファイルを解凍します。


# cd /initrd/mnt/dev_ro2/puppyTemp
# tar -xvzf jdk-6u11-i586-1.tgz
:
:
#

3) 解凍された ./usr/lib/java/ (/initrd/mnt/dev_ro2/puppyTemp/usr/lib/java/) ディレクトリを /usr/lib/に移動させてください。
(ROXのドラッグ&ドロップでの移動でOKです)

4) 解凍された ./install/doinst.sh (/initrd/mnt/dev_ro2/puppyTemp/install/doinst.sh) ファイルを / に移動させる。そして、 /doinst.sh を実行する。

# cd /
# sh doinst.sh
#

5) /tmp/java/etc/profile.d/jdk.sh ファイルの内容を /etc/profile.local の末尾に書き加えます。

export JAVA_HOME=/usr/lib/java
export MANPATH="${MANPATH}:${JAVA_HOME}/man"
export PATH="${PATH}:${JAVA_HOME}/bin:${JAVA_HOME}/jre/bin"




もし、ブラウザにjava-pluginをインストールしたいなら、このサイトの説明を読め。
http://plugindoc.mozdev.org/faqs/java.html∞